牛黄について

牛黄は牛の胆石です。

牛黄は古来より数少ない動物生薬の一つです。中国最古の薬物書「神農本草経」の上品に収載され、「名医別録」には「小児の百病、諸癇熱で口の開かぬもの、大人の狂癲を療ず。また、胎を堕す。久しく服すれば身を軽くし、歳を増し、ヒトとして忘れざらしむ。」とあります。「薬性論」には「卒中悪(脳卒中)を主す」、「日華子諸家本草」には「中風失音を療す」と述べられています。

牛黄は牛の胆石です。わずかの牛にしか取れない数量に限りある大変貴重な生薬で、昔から「ゴオウはゴールド(金)より高価」であると言われています。日本にも、その薬効が伝えられ、宮中の貴人や高官に不老長寿の名薬と知られていました。徳川家康も平均寿命30歳といわれた当時、心身ともに健全なまま75歳の長寿をまっとうしたのが、その秘薬「烏犀圓(うさいえん)」(牛黄その他13生薬)という若返りの妙薬にあったのではないかといわれています。

牛黄清心元(ごおうせいしんげん)

「牛黄清心元(ごおうせいしんげん)」は牛黄、麝香(じゃこう)、その他25種の生薬を粉末にして、蜂蜜で練り上げた丸剤を金箔で包んだ循環器系の治療薬で、動悸や手足のしびれ、肩こり、耳鳴り、めまい、頭重感によく効きます。

ひだか薬局では、牛黄の漢方製薬を取り扱っております。
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